2012/05/05

【活動報告】石巻市吉浜小学校、アメリカからの折鶴お届け

皆様 GWをいかがおすごしですか? TKdV代表のちえです。

今日は子どもの日です。

先月、姉妹団体New York de Volunteerから預かったNYの子どもたちが作った千羽鶴を仙台のスタッフ尾形さんに被災した小学校に届けてもらいました。

こんにちは、皆さんお元気ですか?TKdVの尾形洋子です。
実は今回、私たちの団体の姉妹団体であるNew York de Volunteerからの依頼で、
ニューヨークの子供達が作ってくれた千羽鶴を東日本大震災の被災地でもある石巻市の吉浜小学校に届けて参りましたのでご報告をさせて頂きます。
石巻市では大川小学校という多くの生徒が犠牲となった小学校がありますが、
その大川小学校よりももっと海に近い場所に今回訪れた吉浜小学校はあります。
この地域に到達した津波の高さは12メートル。
写真のように校舎の3階まで浸水したそうです。
校舎の裏の体育館も津波が突き抜けていったのでしょう。
教室やそして校庭は今は道路が通ってしまったわけです。
被災地の幹線道路や橋が津波で破壊された場所は、新しく道路や橋を作るのですが
ここは校庭に道路を通さなくてはならないほど近隣の地盤が破壊されているということです。
もともと全校生徒が50名余の小さな小学校だそうですが、
犠牲になった生徒の中では今も行方不明の生徒が2名いらっしゃるそう。
(生徒の犠牲者は5名、教師1名が犠牲に。)
この地域は生徒の親族も未だ行方不明な方が多いそうです。
今は6、7キロ先の橋浦小学校を間借りして、21人の生徒が学んでいます。
転校などで生徒数も減りましたが、スクールバスで30分かけて今は登下校しているそうです。
教頭先生にお伺いすると、悲しみの中でも生徒達は学校という社会生活の中で
一生懸命自分を保ち頑張っているそうです。
教頭先生ご自身も被災しているのに生徒を見てすぐ彼らがわかるほど、とても愛情くて優しい印象的の先生方でした。
そう!手前にある黒い2つの鳥かご(大きい!)がNYの子供達の作ってくれた千羽鶴です。
千羽鶴といえど、鳥だから鳥かご??に入っているのかなと、
NYの子供達の考えを想像して微笑んでしまいますが、
無事吉浜小学校にお届けさせて頂きました。
 
教頭先生も喜んで、『子供達も自分は一人じゃない、自分は忘れられていないんだと勇気になると思います』と受け取って下さいました。
NYでこの千羽鶴を作ってくれたのは
・コネチカット州 ノーオーク町 ウインストン小学校
・コネチカット州 グリニッチ町 ファーストプレスバタリアン教会
・ニューヨーク州 ポートチェスター町 ドンボスコ コミニティセンター
・ニューヨーク州 ライ町 ジュリアビーフィーサザビーズ不動産
スペシャルサンクス: Geri Blair (ゲリ ブレイアー)I Success Beyond Limits, Inc.
子供達に確かな思いがこれからも継続的に届きますように祈るとともに
NYからも励ましてくれている仲間に感謝しています。
 
尾形洋子

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洋子さん ありがとうございました!

私はGWのうち3日間関西にもどり弟と3歳の甥っ子をつれて88と91の祖父母に会いに行きました。
半ボケでもあくまで優しい祖母と体がきつくなっているけれど若かりし東京での思い出話を私に聞かせることで元気になってくる祖父と素直な学びざかりの甥っ子に囲まれ、勝手知ったる弟ととってもほっこり過ごさせていたただきました。

被災者の中には本当につらい思いをされている方もいらっしゃるのだろうと思います。勇気付けられると共に悲しい思いをしている方もたくさんいらっしゃるだろうと思い、そのときの頂いていた報告をアップさせていただきました。

ちえ








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