2011/03/09

2月26日 セカンド・ハーベストでのボランティア活動報告 by かなさん

Tokyo de Volunteer のちえです。

みなさん、おひなまつりですよう~
桃の花など飾りましょうか。

さて、去る2月26日に開催されたボランティアイベントの報告
当日参加して下さったかなさんからいただきましたので、シェアリングしたいと思います。
このJETAAはこのイベントに継続的に参加していますので、
今後も人が足りない場合などにヘルプに入ることになると思います。
次回は3月12日と3月26日です。
やってみたいと思う方は連絡下さい。
では、かなさんからのご報告です。

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JETAAの方々とNPO法人Second Harvestの活動に参加して参りました。
Tokyo de Volunteerからは私、石井佳奈と金山七海が参加させていただきました。

Second Harvestの活動のひとつに上野のホームレスの方々を対象にした炊き出しがあり、今回はその準備のボランティアをさせて頂きました。
配給活動に必要な準備とは、スープなどの調理だけではなく、パンを数えて袋詰めしたり、野菜や果物の仕分けもあります。地味な作業ではありますが、それがどれだけ大切な作業であるのか、実際にやってみて実感しました。

私たちはTeam Breadとしてパンを数え、袋詰めをしていきました。
パンは主に、当日消費期限のCostcoのベーグル、クロワッサン、ドーナツなどです。消費期限とは“安心して食べられる期限”であり、未開封の状態で正しく保存されていれば、食べても安全です。当然、配給するものは未開封ですので、おいしく食べて頂けるのです。
私は実際に、上野公園には行けなかったので、どれだけの数の方がこの配給を待っているのかは実際に目にしていません。ですが、大量のパンから予想するに、私の予想以上の数の方々がこの配給を心待ちにしているのだということが分かりました。

Team Breadのお仕事のあとは、野菜・果物の仕分けです。
同じくCostcoからと思われる大量の野菜や果物ですが、生ものですから、もう腐ってしまっているものもあります。それを丁寧に除いていく作業です。じゃがいも、とうもろこし、いちご、ぶどう、グレープフルーツなど、もう食べられない状態の物を除いていきます。

「配給するときに、その場でやればいい」
そう思われる方もいるかもしれません。ですが、ダメになってしまった野菜や果物を手渡されてしまったら、受け取った方はどう思うでしょう?
心待ちにしていたものが、期待を裏切る形であれば、心も傷つくと私は思います。

安心して食べられる、安全な食べ物を。
それを配給するために、地味に見える準備のお仕事は配給をすることと同じくらい重要なんだと思いました。

Second Harvestの理念は“すべての人に食べ物を”というとっても、明確なものです。
物資豊かな日本ですが、豊かなだけに、無駄になっている食物が本当に多いのです。
いわゆる食べ残しではなく、実際に出荷されても売れ残り廃棄処分されてしまうもの、製造されたにも関わらず出荷することなく廃棄処分されてしまうものも決して少なくないのが現状とのことです。
廃棄処分されてしまう寸前の食物を有効活用するために、フードバンキングを行い、貧困線以下で生活を強いられている方々に運び、有効に活用してもらう、この考え方は、現代社会が求めているエコロジカルな考えにもつながると思いました。

誰もが参加できて、経験を問わないボランティアです。
Second Harvestの代表がアメリカ人ということもあるのか、JETAA以外のアメリカ人ボランティアの方々もいらっしゃり、英語を使いたいという方も楽しめるのではないでしょうか?

最後は、すでにカラフルなサインで埋まっている事務所の壁に、今回初参加の私たちも名前を残させていただきました。
しっかり、Tokyo de Volunteerの名前も書いてきました!

このように意味のある活動を行っているNPOをサポートするとともに、ますますTokyo de Volunteerの活動が広がっていくと素晴らしいですね。


石井佳奈
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かなさん活動&ご報告ありがとうござました。

ちえ

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