2011/12/07

[活動報告]12/6(火)女川町ビューティボランティア

皆さまこんにちは!昨日は尾形さんをはじめ4名が仙台発のビューティボランティア活動を行いました。とても参考になる報告書ですので、是非ご覧ください。
また、12月23日にクリスマスパーティ決定しましたので是非予定をあけておいて下さいね。
アナウンス:  http://tkdv.blogspot.com/2011/12/12231800.html


今日は女川町のおながわ様よりご要望があり、女川町の高台の集会所で地域の皆様へビューティーボランティアの活動を行いました。

現地からの声として一つ、二つ改めて感じたことがありました。
被災者がこの冬の到来に、仮設住宅から出無精になっていること、
またそうして引きこもりがちになると、どうしても考えることはマイナス思考になるということです。

ですので、今回もビューティボランティアの活動は、とても喜ばれました。
また、その背景があって、このように活動の要請があるという現実と、震災から月日が流れ、被災地で生活する人たちの心の変化、というものを知ることができました。

自分たちの活動がこの冬(冬はうつ病やマイナス思考になりやすい)もっと被災地の力になれればと思いました。


また、もう一つ、現地より。
被災地では震災直後から被災の程度により、受けられる物資や待遇がだいぶ違っていることも原因し、家が全壊で仮設住宅に入っている被災者と、半壊で家を直して生活している被災者と気持ちの上でも感じるストレスも違いがあることを感じてはおりました。

しかしながら、自分達がこれまでビューティボランティアで施術をさせて頂いたのは仮設住宅に入るようなケースの被災者への活動でした。
ご自宅でなんとか生活をして頑張ってこられた方は、なかなかいらっしゃれなかったのが事実です。

そういったこともあり、もともと同じ地域で生活していた者同士が、被災の程度が違えば受けられる支援も生活スタイルも違ってくることで
ストレスも違い、心の痛みや回復への道も違うと感じました。
つまりもともとのコミュニティーに回復するのが難しくなっているのでは、と感じました。

今回は、その両タイプの方(仮設住宅の方もご自宅での生活の方も)がいらしてくださいました。
そして、みんなでキレイになって、みんなで笑って、
そして、最終的にはこのようなメッセージを頂きました。


『あまり外出もしないでいたのですが、今日ここへ来て帰るのが嫌になっている次第です…はしゃぎたくなって、楽しかったです。』

また、
『顔を合わせて誰かと話しができただけでとても楽しかったです!』とも。


今後は、
被災の程度に関わらず、ビューティボランティアの活動の情報を上手に発信し
被災の程度に関わらず、地域の多くの方がビューティボランティアの活動によって
明るく、気分転換となり、そして少しでも気持ちが豊かになればと思います。


そして、いつもながら
被災地の方の笑顔に励まされ、元気を頂き、力を頂くのはこちらです。
現地で活動を受け入れて下さる方、また遠方よりご支援を下さる方に感謝します。
12月6日(火)
実施場所:女川町集会所
時間:13時から15時
参加スタッフ:八巻佐和、畠中美智子、吉田美登樹、尾形洋子

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