2011/07/08

[活動報告]7月9日(土)南三陸町戸倉地区








 TKdVのちえです。

 報告が随分遅くなってしまったのですが、先月に訪問した南三陸戸倉地区でのボランティアの報告です。

 今回は総勢20名のボランティアの皆さんの参加となりました。
活動場所は東京から南三陸戸倉に移住してしまったクリヤさんの紹介で約270人が暮らす仮設住宅が建設されている「自然の家」、20名の方が避難生活のしている波伝谷(はでんや)地区の公民館、その近くの長清水(ながしず)集落(約200人)の方々がいらっしゃるエリアに行ってきました。

 今回は先方のご要望でヘアカラーをすることになりました。美容師さんが三人しかいなかったのですが、大人気で何時間も休まず、メイクの方も手伝ってぶっ続けのボランティアでした。特に今回初参加だった鶴若さんですが、美容師一人で公民館の方引き受けて下さり、9人のヘアカラーとカットをして大活躍して頂きました。
 さらに、今回は吉田ユウスケさんと上杉美穂さんのパーカッションパフォーマンスも来て頂きました。ちょっと、事前の告知が良くなかったので集客は悪かったようで申し訳ありませんが、子どもたちとパーカッションを通じてコミュニケーションできたようですし、我々ボランティアがとっても楽しませて頂きました。

 「自然の家」では約40人のヘアとメイク、メイク・マッサージだけの方も小さい女の子も含めて20名ぐらいでした。お父さん・お母さん、男の子ふたりで仲良く4人で髪の毛を切りに来た家族がいたり、母娘でキレイにメークをしてみたかたなどいらっしゃいました。海がきれいで、風が心地よく、子どもの声がたくさん聞こえるエリアでボランティアに来た我々が癒された気持ちになりました。

では、当日のボランティアさんからの感想をお伝えします。
臼井さん(ファンケル):(以前同じ「自然の家」に炊き出しに来たが、)前回より随分片付いている。前回来たことを覚えてくれているかたがいてうれしかった。
伊藤さん:昨年まで仙台在住でした。化粧品業界で働いているが、売上よりも、メイクをなさった方の内面的満足感が自信の満足感につながることを認識した。
塩川さん(美容師):がれき撤去のボランティアに行ったことがあるが違う方法で力になれてうれしい。
庄司さん:初めてマッサージに挑戦したが、それでも皆さんの肩が凝り固まっており、疲れていることが分かった。継続的に定期的に時間を作ってボランティアに行こう思う。
小山さん:いろいろな話をお聞きした。部外者と話をしたいという希望があった。
上杉さん(和太鼓):ようやくこれた。楽しかった。母や姉も来たがっていたので連れて行きたい。いろいろな場所い行きたい。津波の被害と原発の被害は違うなと感じた。
岡部さん:初めてのボランティア。来るまでは大変な事と思っていたが、皆さん自然体で、現地の人も喜んでくれて、「どこかに出かけたいわ!」などおっしゃってくれて嬉しかった。「うれしい、たのしい、きれい」を一緒に感じたいと思った。
森さん:老人ホームを回りたいと思った。思っていた以上に復興が進んでいない。ケアもまだまだかかるという印象、長期的、定期的に支援を続けたい。
川野さん:マッサージを本格的にするのは初めて、学生で習ったことを思い出しながらやった。先輩が釜石で以前ボランティアに参加してことがあったが、ヘア・メイクでボランティアできてうれしい。段取りをして頂いて助かる。今後も参加したい。
イプさん:これからも継続的に参加したい。
鶴若さん:新潟出身、中越沖地震のときたくさんのボランティアが来てくれた。お返ししたかった。利益重視の経営を考えさせられた。来て良かった。
北島さん:不謹慎と言われるかもしれないが、あらためて南三陸町キレイだなあと思った。ボランティアも当然だが、被災地に来ることはこんな美しいところだと気づくよいきっかけになると思った。

また、この時に参加者の方々からにお願いしたところど、何と寄附が1万3千円集まりした!
活動を支えるためにもどうぞよろしくお願いします。



今回のリーダーだった、よしこちゃんの出身地岩手県の大槌町の老人ホームに8月30日ボランティアに行く予定です。是非、再度ご参加ください。

ちえ

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